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想いと願いと、これからと。

 色々と波紋を呼んだであろうなのはStS8話『願い、ふたりで。』ですが、やはりと言いますか各所で様々な意見が出ていますね。かく言う自分も未だに整理の付かない部分、また他の方の意見で改めて考え直している部分もありますので、少し改めて書いてみようかな、と思います。前回の感想と一部食い違っている部分があるとは思いますが、そこは時間を置いて考え直したりしているのでご了承下さればなと思います。

【スバル】
 スバルに関しては今でもあんまり考えは変わってませんね。今まで誰よりもティアナの近くにいたからこそ、ティアナがどれだけ強くなりたいかを見ていたから、純粋に『友達を助けたい』って想って、自分に出来る事として、ティアナと一緒に頑張った。きっと、その想いは間違ってないし、そんなスバルがいたからこそティアナは、今まで頑張れたんだと思う。もちろん、本当は『ティアナの考え方は違う!』って言って止めてあげるべきだったんだろうけど、スバルの性格とかこの十代という年齢を考えると、そこまで考え付くのは無理でしょうしね。
『なのはさん・・・優しいもん』
今回のスバルで一番重要だったのは、この台詞だと思う。なのはの考え(後述)を無視していると自覚しているのに、それを無視しても許してもらえる・・・そういった優しさに関する勘違いもありますが、この時点でのスバルにとって、なのははあの火災から助けてくれた『なのは』のままだったんじゃないのかな、と。幼少からフェイトに面倒を見てもらっていたエリオとキャロはともかく、機動六課の日常を見ていると(当然とはいえ)新人達と隊長のプライベートの関係って殆どない。別段プライベートが一緒じゃないと絆は深まらないというわけでもないですが、少なくともスバルの中のなのはに対する印象が変わった描写がない・・・つまり、助けてもらった『ヒーロー』としてのなのはのままだと思います。そこに現実のなのははいない。彼女が知っているのは、あくまでも『管理局のエース』であり『高町なのは』ではないから、なのはの想いも、考えも、悩みも全て横に置いて自分の理想のままの『なのは』がそこに居座ってしまっている。ここらへんは、新人達同士の繋がりはあっても、新人と隊長の関係が希薄な現在の機動六課では致し方ない面があるので、事の是非は問いませんし問えない。だからこそ、『なのは』が自分の思い描いていた『なのは』とは全く違う考えと行動をもって対され、またスバルにとって何より大切な友達が叩きのめされた瞬間、彼女の中で『なのは』に対する憧れが、自分達の考えを否定され、友達を撃たれた事に対する怒りや憎しみになり、ラストのような表情になったのかなと思います。あのなのはを睨む最後の表情は、初見ではスバル達に感情移入をしていたので凄く分かったし、逆になのはの立場から見ると、そこは二人が悪いのに何で睨む?と思うし、こうして落ち着いて二者の立場から見ると、どちらの気持ちも分かるから、凄く辛いです。
 7~9話は基本的にティアナを主題において描かれる事になってますが、スバルにとっても非常に意味のある回になるんじゃないかな、と思います。今まで誰よりもティアの傍にいているスバルですが、実際にティアナの心の奥底に秘めた想いは知らなかったと思うので(最後のティアナの射撃での『失いたくないから!誰も傷付けたくないから!』の台詞での表情とか考えると)、そこらへんの想いを全部知って、本当の意味でのコンビになっていけるんじゃないかなと。また、スバルの中の『なのは』像が完膚なきまでに崩れた今だからこそ、今後のスバルにとってなのはは英雄化された『なのは』ではなく、等身大の人間としての『なのは』になって、機動六課のメンバーの『対等な仲間』として共に戦えるようになっていって欲しいです。

【ティアナ】
 なのはStSと前二作の違いは多々ありますが、こと戦闘に関していえば、『集団戦』を描こうとしている点ではないかと思います。前作キャラは誰もが一騎当千の戦力であり、レンジによる得意不得意はあっても、それを補って余る程の特化能力があったのに対し、新人達は能力特化といっても、弱点を補えるほど能力が高いわけではない。隊長達はたとえ苦手なレンジであっても踏破出来るのに対し、新人達はどうあっても得意レンジでないと戦えない。故にそれを補うのには『個人』で戦うのではなく、『チーム』で戦うしかないわけで、基礎能力が(隊長格と比べて)低い新人達は、必然的に此処の特化した能力を(隊長格以上に)それぞれ補うしかない。防御力と突破力に優れたスバル、機動力と電撃変換を持つエリオ、竜魂召還と能力強化を行えるキャロ。ある意味、隊長格以上に極端な能力分布とレアスキルを持つ新人の中でティアナが担当するのは遠距離射撃と新人達の指揮(指揮に関しては本人は謙遜していますが、今までの描写を見る限りでは間違いなく適正ありますし)で、まだまだ連携に難を残しながらも機能はし始めていたとは思います。ただ、ティアナはそれで満足出来なかった。それでは自分の、ランスターの『力』を証明出来ないから。

【覚え書き】
・なのはStSにおける戦闘。前二作の戦闘はあくまでも『結果的』に行わざるをえなかったのに対し、StSは物語の『前提』としてある。
・本来ならば戦いの中で気付く間違いを、あえてなのは相手に行った意味。
・なのはの立場の変化による意識の違い。民間協力者から局員になった事による自覚と責任。8年前の事故。純粋な彼我の実力差。
・ティアナの今後。仲間という存在。
・機動六課の存在意義。異常なまでの戦力の集中。≪エースオブエース≫すら抱える戦力の強大さに対して、管理局での注目度は高くない?管理局の描写変化にも関係あり?
・なのはStSのシナリオ展開と製作スタンス。

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